お口の中の状態が関係する病気や体の変化

認知症認知症
うまく噛めないと認知症になりやすいことがわかってきました。歯がほとんどなくて義歯未使用の人は、20本以上歯が残っている人に比べて、認知症のリスクが約2倍になることが厚生労働省研究班の調査で明らかになりました。うまく噛めないことから脳への刺激が少なくなり、それが認知機能を低下させていると考えられます。

姿勢の悪化、顔の歪み顔の歪み
噛み合わせが悪いと、下あごがずれて、頭が左右どちらかに傾き、片方の肩が下がるなど姿勢が悪くなり、肩こり・背筋痛・腰痛、さらに不眠・生理不順などの症状が出ることもあります。また、きちんと噛める側の頬はふっくらとし、噛んでいない側は吹き出物ができて頬がやつれ、左右非対称の顔になったという症例も報告されています。

視力の低下視力の低下
秋田県内の中学生から短大生を対象に調査したところ、第一大臼歯の虫歯3本以上の子どもは、2本以下の子どもよりも視力が悪くなっており、また、硬い食品をよく食べる子どものほうが、そうでない子どもより視力がよいという結果も報告されています。目は脳の一部と言われており、咀しゃくが脳血流を増加させることと関係があるのかもしれません。

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